星組トップスター 紅ゆずるさんのサヨナラ公演が始まっています。
退団に合わせて宝塚歌劇の殿堂で開催されている「Memories of 紅ゆずる」を満喫してきました。
くわしくレポートしていますので、これから殿堂に行かれる方はご注意くださいね。長くなってしまうので、同時開催されている星組展はこちらで書いています。
紅さんの手形はこちら。

宝塚歌劇の殿堂 入口
「Memories of 紅ゆずる」展示の全体像
「Memories of 紅ゆずる」は紅さんの初舞台からの軌跡をたどる内容になっています。映像やパネル、衣装などの展示があり、ひとつひとつ見ていくと懐かしい気持ちになってきます。

宝塚歌劇の殿堂「Memories of 紅ゆずる」会場のようす
それではコーナーごとにご紹介しますね。
2002~2008 初舞台から新人公演初主演
ひとつめのコーナーは2002~2008 初舞台から新人公演初主演。ラインダンスでとっても嬉しそうな笑顔でポーズを決めているフレッシュな紅さんがかわいい♡

初舞台から新公初主演までのコーナー
紅ゆずるの軌跡 I
2005 『それでも船は行く』バウホール公演初台詞、「歌劇1月号」 楽屋日記に登場
2007 『エル・アルコン鷹-』大劇場公演初台詞
2008 『THE SCARLET PIMPERNEL』新人公演 初主演

2002年 星組公演『プラハの春』第88期生 初舞台 口上(右から2人目)

2002年 星組公演『LUCKY STAR』第88期生 初舞台 ラインダンス(右から2人目)

ラインダンスの衣装デザインと2007年『エル・アルコン-鷹-』初台詞のパネル

2007年『エル・アルコン-鷹-』シェリンガム役での初台詞
2011~2016 バウホール初主演
ふたつめのコーナーは2011~2016 バウホール初主演。紅5のパネルがうれしい♪ここで美弥さんにお目にかかれるなんて・・・!それぞれの必殺技も書かれています。

バウホール初主演のコーナー
紅ゆずるの軌跡 II
2012 「歌劇11月号」 初表紙
2014 『風と共にに去りぬ』全国ツアー初主演
2016 新ディナーショー開催、「宝塚GRAPH」4月号 単独初表紙

「宝塚GRAPH」単独初表紙、「歌劇」 初表紙

紅5、Takarazuka personal book 2015

紅5のパネル、アップでどうぞ
2016~2019 男役の集大成へ・・・
最後のコーナーはトップお披露目からのコーナーです。

トップお披露目からのコーナー
紅ゆずるの軌跡 III
2017 トップお披露目公演 『オーム・シャンティ・オーム -恋する輪廻-』
大劇場お披露目公演 『THE SCARLET PIMPERNEL』
2018 中日劇場最後の宝塚公演で主演、「宝塚おとめ」表紙、台湾公演主演
2019 男役の集大成へ

『スカーレット・ピンパーネル』のパネル

『スカーレット・ピンパーネル』のサイン入り台本

『スカーレット・ピンパーネル』の小物(トレー、スタンプ/手紙、封蝋)

『スカーレット・ピンパーネル』の小物(書類箱)
紅子さんコーナーもありました。

星小路紅子さんのパネル
紅子さん愛用のキャリーがポップでかわいい!

星小路紅子さん愛用のキャリー
節目となった公演で着用した衣装4着
特別企画展で展示されている、紅さんが着用された衣装4着をまとめてどうぞ!

新人公演初主演『THE SCARLET PIMPERNEL』パーシー・ブレイクニー役

バウホール公演初主演『メイちゃんの執事』柴田理人役

大劇場トップお披露目公演 『THE SCARLET PIMPERNEL』パーシー・ブレイクニー役

前回公演のショー『ESTRELLAS ~星たち~』

『ESTRELLAS ~星たち~』の衣装アップ
シアターコーナー「Memories of 紅ゆずる」
紅さんの魅力がぎっしり詰まったシアターコーナー(上映時間 約25分)は必見です。スカーレット・ピンパーネル新人公演の挨拶が初々しくて、たどたどしくも一生懸命な感じが微笑ましい♡
そしてトップお披露目の初日挨拶「ひとかけらの夢を追いかけ、ひとかけらの努力を信じて突き進んで参りました・・・。泣くつもりはありませんでした!」とっても流暢で貫禄も充分。この対比が何とも言えず、映像では一瞬ですが月日の流れの重さを感じました。

シアターコーナーのの上映時間
映像コーナーで見られる名場面
新人公演『THE SCARLET PIMPERNEL』挨拶
『メイちゃんの執事』
『ジャン・ルイ・ファージョン -王妃の調香師-』
台湾公演(2013年)
『風と共に去りぬ』
『オーム・シャンティ・オーム』
『THE SCARLET PIMPERNEL』初日挨拶
『ベルリン、わが愛』
『Bouquet de TAKARAZUKA』
『うたかたの恋』
『ANOTHER WORLD』
『Killer Rouge』
台湾公演(2018年)
『霧深きエルベのほとり』
『ESTRELLAS~星たち~』
シアターコーナーの座席は30席+立見約10名です。混雑状況をチェックしてぜひ紅ワールドにひたってください。
宝塚歌劇105周年記念ナイター
もう終わりかと思ったら、甲子園での始球式のコーナーもありました!背番号9071のユニフォーム、サイン入りボールもありましたよ。紅さん、綺咲愛里さんとも家族みんな阪神ファン。さすが関西出身のトップコンビですね。

宝塚歌劇105周年記念ナイターのコーナー

トップコンビ着用のユニフォーム
始球式に使われたサイン入りボールはくるくる回っていました。

サイン入りボール。甲子園の土がついています
ラストは紅色のパネル
そして殿堂の出口近くには、紅さんの初舞台からの軌跡をもう一度たどるパネルが。

紅さんの初舞台からの軌跡をたどるパネル
アップで載せますね!

初舞台、新人公演『THE SCARLET PIMPERNEL』

『メイちゃんの執事』

大劇場お披露目公演 『THE SCARLET PIMPERNEL』

トップになられてからの作品の数々

台湾公演、『鎌足』も
『GOD OF STARS-食聖-』サイン入り台本&看板
殿堂の出口近くにサヨナラ公演『GOD OF STARS-食聖-』のサイン入り台本がありました。開かれていたページはこちら。ホンと紅さんのこれからが重なって感じられます。

『GOD OF STARS-食聖-』サイン入り台本
ゆけばいいのだ
僕の愛は
はるかな銀河の果てに
ひとり星の上で
僕は旅に出る
銀の船に乗り
幸せ求めて
新しいひとつの
光を目指して
僕は飛んでいく
La la la la la
記念に大劇場の看板ものせておきますね。

『GOD OF STARS-食聖-』大劇場の看板
紅ゆずるさんの手形
大劇場サヨナラ公演が終わったら、紅さんの手形が展示されていました。指が長いっ!私の指より関節ひとつ分も長いスラッとした指でした。

紅ゆするさんの手形
手形だけアップで。

紅ゆするさんの手形
ユーモアのセンスも抜群で、人情味あふれる紅さん♡ サヨナラ公演も紅さんにぴったりのコメディーで明るく楽める作品でしたね。「星なんていらない。お前にくれてやる!」というセリフは礼真琴さんへのバトン渡し。そのセリフを言う紅さんの泣き出しそうな、何とも言えない表情が忘れられません。
歌劇の殿堂での紅さんの最後の展示はこちら。 宝塚歌劇の殿堂 第17回企画展「歌劇で旅するヨーロッパ展」オーストリア・スペイン編を見てきました。月組公演『I AM FROM AUSTRIA』、宙組公演『イスパニアのサムライ』に合わせて開催(201 ... 続きを見る
歌劇の殿堂「歌劇で旅するヨーロッパ展」トップスターの肖像画風フォトスポットで写真撮影♪
宝塚歌劇の殿堂
料金:500円(友の会会員は割引あり)
休館日:宝塚大劇場 休演日
電話番号:0570-00-5100(10:00~18:00/月曜定休)
公式サイト:宝塚歌劇の殿堂