宝塚歌劇の殿堂 第17回企画展「歌劇で旅するヨーロッパ展」オーストリア・スペイン編を見てきました。月組公演『I AM FROM AUSTRIA』、宙組公演『イスパニアのサムライ』に合わせて開催(2019年10月4日~12月15日)されています。同時開催されている月組展『夢現無双&クルンテープ』はこちらで書いています。
「歌劇で旅するヨーロッパ展」の全体像
「歌劇で旅するヨーロッパ展」は近年 宝塚で上演されたステージから、ヨーロッパを題材にした作品を紹介しています。トップスターの肖像画風フォト、衣装などが展示されていました。
肖像画風フォトスポット
各組のトップスターがこれまでに演じた、ヨーロッパを舞台にした作品のイメージがフォトスポットになっています。赤いマット(?)の上に立って肖像画風のトップさんと一緒に写真を撮ることができます。
花組・明日海りお
花組トップスター・明日海りおさんは『CASANOVA』のジャコモ・カサノヴァ。ご卒業と同時に展示替えになります。みりおさんファンの方は東京千秋楽までに来館されることをおすすめします。
月組・珠城りょう
月組トップスター・珠城りょうさんは『All for One』のダルタニアン。
雪組・望海風斗
雪組トップスター・望海風斗さんは『ひかりふる路』のマクシミリアン・ロベスピエール。
星組・紅ゆずる
星組トップスター・紅ゆずるさんは『うたかたの恋』のルドルフ。10月13日の退団と同時に展示替えになります。紅さんの殿堂での展示はこれが最後になります・・・ 10日間だけの展示なんて寂しいですね(涙)
宙組・真風涼帆
宙組トップスター・真風涼帆さんは『異人たちのルネサンス』のレオナルド・ダ・ヴィンチ。
トップスター着用の衣装
トップさんが着用された衣装が数点ありました。
企画展ゾーンの入口には星組『スカーレット・ピンパーネル』で紅ゆずるさん、綺咲愛里さん着用の衣装が。
そしてパネル展示の前にも2点ありました。
宙組『追憶のバルセロナ』フランシスコ・アウストリア役で真風涼帆さんが着用した衣装。
月組『エリザベート』トート役で珠城りょうさん着用の衣装。
パネル展示
パネル展示はスペイン、フランス、オーストリアの3枚。それぞれの国を舞台にした作品を取り上げて構成されていました。じっくり見れば楽しめる内容なのですが、細かすぎてすみずみまで読むのはなかなか大変。
こちらのパネルはオーストリアがテーマのもの。『エリザベート』『うたかたの恋』に出てきたウィーン市内の名所にマークがついています。旅行することがあれば舞台に想いをはせることができそうです。
一部展示替えがあります
歌劇の公式サイトにも書かれていますが、期間中に展示替えがあります。
殿堂スタッフの方に展示替えの内容をお聞きしたところ「ご卒業されるトップさんがいらっしゃるので」とのこと。つまり肖像画風のフォトスポットは、紅ゆずるさん、明日海りおさんが退団されるため東京千秋楽が終わると新トップの礼真琴さん、柚香光さんになります。
また衣装も展示替えが予定されています。(10月27日~、11月22日~の2回)
宝塚歌劇の殿堂
料金:500円(友の会会員は割引あり)
休館日:宝塚大劇場 休演日
電話番号:0570-00-5100(10:00~18:00/月曜定休)
公式サイト:宝塚歌劇の殿堂