宝塚大劇場の中にある宝塚歌劇の殿堂に行ってきました!企画展は「男役の美学~群舞で綴る100周年から5年間の名場面~」、組展示は宙組『白鷺の城/異人たちのルネサンス』です。まずは「男役の美学」からご紹介します。
第16回企画展「男役の美学」チラシ
男役の美学
「男役の美学」のコーナーはこんな感じです。現役トップスターの「変わり燕尾」、2014年以降のトップスターや群舞のパネルが展示されています。映像コーナーでは大階段での男役ダンスシーンの名場面が上映されていました。
現役、そして100周年を迎えた2014年以降のトップスターが黒燕尾でズラリ。同じ黒燕尾でもいろいろなバリエーションがありますよね。
こちらは現役トップスターが着用した「変わり燕尾」です。とっても華やか~!
おひとりずつ、じっくりどうぞ。
組展示:宙組『白鷺の城/異人たちのルネサンス』
ここからは宙組の展示です。前回の公演で使われた衣装や小道具がたくさん展示されていました。
『白鷺の城』の衣装、小道具
日本物レヴュー『白鷺の城』の衣装、小道具たち。きらびやかな衣装はこまかな刺繍や細工がほどこされていて、とっても素敵。デザイン画もいろいろ書き込まれているから衣装と見比べるとさらに楽しいです。
まずは吉備真備、妲己の衣装。鳳凰や牡丹の柄に金、赤の縁取りが華やか。毛皮のしっぽもかわいいです。
玉藻前の衣装は葛の葉の柄。歌舞伎の赤姫を思わせます。
こちらは小道具。狐面、宝珠の首飾り、太刀などに使われた場面の写真が添えられています。
『異人たちのルネサンス』の衣装、小道具
次はミュージカル・プレイ『異人たちのルネサンス』の衣装と小道具です。いろいろなシーンが浮かんできますね。
小道具は客席からだとよく見えませんが、とってもリアルに作られているんですね。まったく読めないけど書類にはイタリア語らしき文章が書かれています。
フィナーレの衣装
フィナーレの衣装。デザイン画には生地も貼ってあります。
パレードの羽根は間近で見ても大きい!この衣装を背景にシャンシャンを持って記念撮影もできますよ。係のお姉さまが持ち方をレクチャーしてくれます。
『オーシャンズ11』の台本
上演中だった『オーシャンズ11』の台本。テスとラスティーが会う場面が開かれていました。舞台を観劇したあとに活字で見ると、脳内でこのシーンがよみがえりますね!少し抜粋してみます。
テス 「(バッグの中を掻きむしる)離婚届け持ってくるの忘れたわ!リハーサルで忙しいのよ!」
ダニー 「ラスティー、久しぶりだが、今は失礼するよ」
(ダニー、テス移動。スロットマシンに別れて座る)
こちらはおまけ。『オーシャンズ11』の気分を味わえるかも?
大劇場へ観劇に行かれたら、ぜひ歌劇の殿堂にも寄ってみてくださいね!
第16回企画展
会場:宝塚大劇場内 宝塚歌劇の殿堂3F
日程:2019年3月15日(金)~7月8日(月)
宝塚歌劇の殿堂
料金:500円(友の会会員は割引あり)
休館日:宝塚大劇場 休演日
電話番号:0570-00-5100(10:00~18:00/月曜定休)
公式サイト:宝塚歌劇の殿堂
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