月組公演の観劇前に歌劇の殿堂で開催中の『I AM FROM AUSTRIA -故郷は甘き調べ-』を見てきました。ウィーン発のミュージカルで現代的で明るい作品でしたね。
それではいつものようにお衣装&小道具を見ていきましょう!
『I AM FROM AUSTRIA』の衣装
『I AM FROM AUSTRIA』の衣装はこちらの7着+4着が展示されていました。
ジョージ、エマの衣装
まずはトップコンビが演じた、ジョージ・エードラー&エマ・カーターの衣装。
Vネックのセーターは袖口にラインが2本はいっています。
レザーを部分的に使ったジャケット。
ゼブラ模様のシャツジャケット、白と黒で大胆に切り替えられたワンピース。
エマの衣装はピンクのドレスも。胸元にはビジューがたくさん。
リチャード、パブロの衣装
リチャード・ラッティンガー、パブロ・ガルシアの衣装です。
リチャードはジャガードのジャケットに赤いベルトがアクセント。遠目では青一色に見えたシャツにはチェックのような模様が入っていました。
パブロの衣装はすばらしい足の長さ、スタイルがとても強調されていましたね。
エードラー夫妻の衣装
ジョージの両親、ヴォルフガング・エードラー、ロミー・エードラーの衣装。
フィナーレの衣装
フィナーレの衣装は3着でした。まずは珠城りょうさん着用の衣装。
月城かなとさん着用の衣装。
パレードの衣装は白。
レースやラインストーンなどで飾られています。
パレードのシャンシャン
シャンシャンは前回に引き続き、貸出し中止でした。
トルテをかたどったシャンシャンで、高さがありました。
『I AM FROM AUSTRIA』の小道具
小道具は2つのケースにたくさん展示されていました。
第1幕で使用された小道具
まずは第1幕で使用された小道具たち。
宿泊簿とルームキー。ルームキーが「2019」なのは上演されたのが2019年だからでしょうか?
トルテを作るシーンで使われた小道具。卵を割った感じが出ていますよね。白身は布で表現されています。
トルテは2つ。手前はくずれてしまったトルテ。
第2幕で使用された小道具
こちらは第2幕で使用された小道具です。
ライ麦のサンドイッチとコーヒー。ライ麦の感じがよくわかりますね。
エマの手帳とペン。しおりひもがほどけていて、わりと使いこまれた手帳のよう。
パプロの応援パネルなど。
終演後に女子高生の子たちが「パブロ良かった!」とキャーキャー話している姿を見て、ほほえましくなったことを思い出しました。
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宝塚歌劇の殿堂「柴田侑宏展」ステキな台詞を紡ぐ宝塚を代表する演出家
宝塚歌劇の殿堂
料金:500円(友の会会員は割引あり)
休館日:宝塚大劇場 休演日
電話番号:0570-00-5100(10:00~18:00/月曜定休)
公式サイト:宝塚歌劇の殿堂