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宝塚歌劇の殿堂「柴田侑宏展」ステキな台詞を紡ぐ宝塚を代表する演出家

宝塚歌劇の殿堂「柴田侑宏展」入口

宝塚歌劇の殿堂で開催されている第18回企画展「柴田侑宏展」を見てきました。

2020年1月1日~7月13日の各組5公演の期間中、それぞれの組で上演された作品とともに柴田先生の歩みを紹介する企画です。

柴田先生のプロフィール

柴田先生は大阪市大正区出身。1958年に入団され、62年間のあいだに脚本・演出された作品はなんと120作!

しかも日本の古典からヨーロッパなどの近代文芸まで幅広く手がけていらっしゃいます。

第18回企画展「柴田侑宏展」会場のようす

第18回企画展「柴田侑宏展」会場のようす

星組で上演された柴田先生の作品

星組で柴田先生の作品が初めて上演されたのは1962年『河童とあまっこ』。これまでに再演を含めて数多くの作品が上演されています。

こちらは星組で上演された作品を紹介するコーナーです。個人的には『うたかたの恋』が大好き!

星組で上演された柴田先生の作品が紹介されています

星組で上演された柴田先生の作品が紹介されています

『哀しみのコルドバ』(1985年)、『アルジェの男』(2019年)の小道具、プログラムが展示されていました。どちらも星組で初演された作品です。

『哀しみのコルドバ』『アルジェの男』の小道具、プログラム

『哀しみのコルドバ』『アルジェの男』の小道具、プログラム

こちらは礼真琴さんの全国ツアー公演『アルジェの男』の衣装、小道具。右端にある椅子は体験できるので座ってきました。

『アルジェの男』の衣装、小道具

『アルジェの男』の衣装、小道具

映像コーナーでは約20分のダイジェスト映像が上映されていました。2001年以降に上演された作品7本です。

映像コーナーで上映されていたダイジェスト映像

映像コーナーで上映されていたダイジェスト映像

文字が見づらいと思うので表にしますね。

公演年 演目 主演
2001年 花の業平 稔幸
2002年 ガラスの風景 香寿たつき
2008年 赤と黒 安蘭けい
2010年 激情 柚木礼音
2015年 黒豹の如く 柚木礼音
2018年 うたかたの恋 紅ゆずる
2019年 アルジェの男 礼真琴



柴田先生の直筆原稿と愛用品

こちらは柴田先生の直筆原稿と台本、愛用品の数々。インタビュー映像も流れていました。

柴田先生の直筆原稿と台本、愛用品の数々

柴田先生の直筆原稿と台本、愛用品の数々

なかでもクジラの形をした眼鏡ケースがかわいらしくて、思わずアップで撮ってしまいました。

愛用の眼鏡、眼鏡ケース

愛用の眼鏡、眼鏡ケース

1983年 東宝劇場での星組公演『アルジェの男』の台本。その奥の原稿は「貴様」が「お前」に変更されていたり、原稿用紙に向かう柴田先生の姿が目に浮かんでくるようです。

『アルジェの男』直筆原稿と台本

『アルジェの男』直筆原稿と台本



各組トップスターと柴田先生

最後のコーナーは各組トップスターが演じた柴田作品の等身大パネル。フォトスポットになっていて、となりに並んで写真撮影ができますよ。

各組トップスターが演じた柴田先生の作品

各組トップスターが演じた柴田先生の作品

おひとりずつ載せますね。柴田先生の台詞も素敵です。

花組 柚香光さん『あかねさす紫の花』2018年博多座

花組 柚香光さん『あかねさす紫の花』2018年博多座

月組 珠城りょうさん『激情』2016年全国ツアー

月組 珠城りょうさん『激情』2016年全国ツアー

雪組 望海風斗さん『琥珀色の雨にぬれて』2017年全国ツアー

雪組 望海風斗さん『琥珀色の雨にぬれて』2017年全国ツアー

星組 礼真琴さん『アルジェの男』2019年全国ツアー

星組 礼真琴さん『アルジェの男』2019年全国ツアー

宙組 真風涼帆さん『黒い瞳』2019年博多座

宙組 真風涼帆さん『黒い瞳』2019年博多座

同時開催されている星組展『GOD OF STARS-食聖-』はこちらで書いています。

新型コロナウィルスの影響で星組公演は途中から中止になってしまいました。歌劇の殿堂も休業で、まさかこんなことになるとは・・・ 外出するときは感染防止策をしていますが、一日も早い収束を願わずにはいられません。



宝塚歌劇の殿堂

営業時間:1回公演時 10:00~17:00、2回公演時 9:30~17:00
料金:500円(友の会会員は割引あり)
休館日:宝塚大劇場 休演日
電話番号:0570-00-5100(10:00~18:00/月曜定休)
公式サイト:宝塚歌劇の殿堂

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