滋賀県にあるパワースポット、多賀大社。地元ではお多賀さんの愛称で親しまれていて、年間170万人が訪れています。
多賀大社の参拝にかかる所要時間、見どころについてまとめました。
多賀大社のご祭神、ご利益
多賀大社のご祭神はこちら。
伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)
伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)
夫婦神でおおくの神々、命を生んだことから、延命長寿、縁結び、厄除けのご利益があります。
多くの方が絵馬を奉納して祈願をしています。どうしてしゃくし形の絵馬なのか?は後ほど。
多賀大社参拝にかかる所要時間
多賀大社の参拝にかかる所要時間は、シンプルにお参りしたいだけなら10分もあればできます。
混み具合にもよりますが、45分程度あれば主な見どころはまわることができるでしょう。
おおよその所要時間の目安はこんな感じです。
多賀大社の所要時間(目安)
太閤橋を渡る +3分
お守りを買う +5分
おみくじを引く +5分
御朱印をいただく +5分
奥書院・庭園を拝観する +15分
多賀大社には摂末社がたくさんあり、こちらもお参りするならもっと時間が必要になります。
手水舎には感染対策で柄杓が置いてありませんでした。流れ落ちてくる水はひんやり冷たくて、気持ち良かったです。
多賀大社の見どころ
それでは、多賀大社のおもな見どころをご紹介しますね!
太閤橋
天正16年(1588年)、秀吉が母大政所の病気平癒を祈って米一万石を奉納しました。その奉納によってつくられたと伝えられています。
石でできた美しい曲線を描いている橋で、雨や雪でなければ参拝者も渡ることができます。
勾配が急なので渡るのはかなり大変です。丸太に足をしっかりかけて渡りましょう。とくに下りが怖いので気をつけてくださいね。
秀吉は聚楽第から祈祷に行ったのでしょうか?京都から多賀大社までは車でも遠いわぁーと感じるのに、昔の人はすごいですね。
拝殿・お多賀しゃくし
拝殿には無病息災の縁起物「お多賀しゃくし」があります。
元正天皇が病気になられたときに、多賀大社の神主が強飯を炊き、しでの木で作った杓子を献上したところ、天皇はたちまち治癒されたと伝えられています。
巨大なお多賀しゃくしは拝殿内の柱に納められていますので、お参りのときに外から見ることができます。
寿命石
平安時代、焼失した東大寺の再建を命ぜられた俊乗坊重源(しゅんじょうぼう ちょうげん)が参詣しました。
20年の寿命を授かったことにちなみ、多くの方が延命を祈って寿命石を奉納しています。
奥書院・庭園
太閤橋と同じく、秀吉の奉納によって造られました。外は暑くても奥書院は庭園からの風が通ってひんやり涼しいです。
苔や青葉もすがすがしくリフレッシュできる空間でした。秋は紅葉がきれいかも。
奥書院には狩野派の絵師が描いた襖絵があります。また有名人か奉納した絵馬も飾られていました。
拝観料は300円。授与所でチケットを購入します。
茅の輪くぐり
わたしが参拝したときは、夏越の大祓で茅の輪くぐりがありました。くぐり方が書かれていましたが、唱え言葉が覚えられません(汗)
ほかにも参集殿の裏にこんな見どころがありました。
大釜
本殿の造営、約60年後の大修復工事を記念して設けられた御湯神事の大釜が2つ並んでいます。
皇太子殿下御成婚記念の松
いまの天皇が雅子さまとご成婚された記念に植えられた松です。
多賀大社
近江鉄道 多賀大社前駅から徒歩10分
営業時間:8:30~17:00
定休日:無休
料金:境内自由(奥書院庭園拝観料 300円)
住所:〒522-0341 滋賀県犬上郡多賀町多賀604
電話番号:0749-48-1101
公式サイト:多賀大社
多賀大社の参拝に便利!無料で停められる駐車場はこちら。 多賀大社の駐車場は2ヶ所にあります。国道307号沿いにある大駐車場(多賀町観光駐車場)、 本殿の裏にある参集殿駐車場です。 料金は無料で停められます。 はじめて多賀大社に参拝した体験をもとに、2つの駐 ... 続きを見る
多賀大社の参拝者用駐車場は2ヶ所!参集殿駐車場が参拝に便利でおすすめ